深夜バスは定時の22時に京都駅八条口を出発し4時50分に今治に到着。
朝食は、降りたところのローソンで
おにぎり1個とサンドイッチで済ませるる。
5時10分の電車で波止浜駅まで移動。
いよいよ、54歳のしまなみ海道の挑戦が始まる。
道路の青い線を辿れば迷うことはないはず。
確かに、青い線は分かりやすく誘導してくれた。
しまなみ海道の、歩道のある部分は橋の所だけなので、
橋の高さまでループ状専用道路を登り橋の部分を渡った後は、
一般道までループで降りる形になる。
自転車のことを考えて、かなり緩い勾配になっているので、
その分、距離がかなり増えることになる。
橋からの景色は抜群で、瀬戸内海が一望することが出来て潮の流れを感じることもできた。

5時15分にスタート、21時に渡船で尾道に到着するまで15時間45分で108,000歩
通常では、1歩が70㎝なので75.6キロになるが、地図でルートを確認すると
70キロ程度だと思われる。
最初は、写真を多く残そうと思っていたが、途中からスマホの電池が少なくなったり
気持ちに余裕がなくなったりして全然撮れなかった。

当初の天気予報は、少し外れてしまなみ海道は薄曇りから晴れだった。

今治波止浜−大島−伯方島大三島生口島因島向島−渡船−尾道
辛かったのは、生口島の島内と因島島内、因島大橋向島島内。
大きな島は、いくら歩いても次の目標が近づかないので気持ちが切れそうになり、
因島大橋にさしかかる前に、日が沈み真っ暗な中を橋の下の歩道を歩いていると、
車の走行音や軋む音に恐怖を感じた。
向島は、橋を渡った所から数キロの間に民家や施設が無くて強烈に不安を感じることになる。

向島から尾道へは渡船を利用、噂通り人や車が乗り込んだら直ぐに出発してくれ、運賃も60円だった。

尾道について、食べるはずだった尾道ラーメンは新幹線の時間の関係で
食べずに京都へ直行した。

無謀でしたが、楽しいウォーキングだった。
今後、機会があれば逆ルートも歩いてみたい。
しかし、早朝に尾道からしまなみ街道に入るためには、
前日から、尾道に入っておく必要がある。
また、今治に到着しても、京都へは交通手段が無くさらに一泊することになる。

しばらく休んだ後、何かを計画したいと思います。