ジンクス

アスリートの世界などで言われる「ジンクス」について調べてみると

「生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。科学的根拠に基づかず、経験に基づき唱えられる場合が多いため、前後即因果の誤謬に陥っているものが少なくないが、近世になってから裏付けがとれたものもあり、全てが迷信とは言いきれるわけではない。また、縁起担ぎに関するものでは類感呪術的な発想も多い。」(ウィキペディアから抜粋)

とあった。

私は、仕事の関して2つほど守らないといけないジンクスを持っていました。
しかし、一つは昨年の転勤でクリアしました。というより通勤のルートが変わって半ば強制的にクリアしたジンクスは、通勤で決して通ってはならないルートがありました。それは、会社へウォーキングで出勤したとき、烏丸通今出川から丸太町の間は、決して御所の側(東側)を通らないというものでした。しょうもないことですが、これを守らないとで何回も大トラブルに見舞われました。

そして、もう一つのジンクスは、腕時計を忘れると大きなトラブルが起こると言うものでした。その時計は、狂うことが無いといわれている電波時計です。私が責任者のときは、この時計の時報で作業開始の連絡などの目安にしていたので、無いと不安というレベルでしたが、昨年の10月のある日、時計を忘れた日に大トラブルに見舞われました。

昨日、私はいつもと違ったパターンで夜勤に向かいました。そして、地下鉄乗るときに時計を忘れたこに気づき、不安な衝動に駆られましたが、取りに戻れる距離でもないのでそのまま出勤しました。しょうもないことですが、やはり、何か起こりそうで不安な精神状態でした。しかし、責任者が動揺していたら現場の指揮にも影響します。前回は、時計を忘れたことを冗談交じりに「何かあったりして」と周りに漏らしていましたが今回は、一切時計のことに触れずにいた所、作業は非常にスムーズに進み何事も無く終えることが出来ました。これで、ジンクスを乗り越えたと思っていたら、「時計を忘れたことを人に言ってはいけない」というジンクスを背負ってしまいました。